8.20.2012

On Marriage 3

デンマークでの滞在許可について

配偶者がデンマーク人だからといって簡単に住めない国、移民難国デンマーク。

そもそもビザの名前(Family Unification)から「離れ離れになっている家族を一つにしてあげましょう」的な、上からの目線を感じる。在留許可(Residence Permit)とか、滞在許可(Residency)とかで良くない?

まぁ、隣国で起きている出来事から反移民感情が沸くのもわからなくもないが、要求事項を満たせないカップルが可哀相になるくらいである。幸いにしてワタシ達がクリアしなければいけなかったのは住居事項だけだったので、サクっとアパートを決め引っ越した。申請書に記載したのはこの新しい住所である。

さて、この悪名高い申請書、 ワタシ達の場合は38ページあったのだけど、既にワタシはデンマーク入りしていたので実際記入したのは2/3くらい。自分について聞かれたのが数ページだけで、思ったより悪くなかった。逆にこれだけで良いの?ってくらい。履歴書程の細かさは求められなかった。

事前にワタシのパスポート、婚姻証明書、アパートの契約書をコピーし、コペンハーゲンにある移民局へ直接出向いた。

郵送も出来るのに何故?と思われるかもしれないが、提出ミスがないか窓口で確認出来るのと、何よりその場で申請書が受理されたという証明が貰えるからだ。

当日は待ち時間に備えて本を持参し、移民局へ。業務は8時30分からだが、8時から受け付けが始まるシステム。結局ワタシ達は2時間待ったが、これは申請者に対応する職員数が足りないからだろう。実際サクサク捌いている印象を受けた。

そして、ワタシ達の番。職員が書類を一枚一枚確認し、パスポートには申請済みのスタンプが押された後、顔写真を指紋を取られ手続き終了。これでシェンゲン協定の3ヵ月を過ぎても堂々とデンマークにいられる訳だ(デンマークから出られないという見方も出来る)。

さて、何か月で許可が下りるやら・・・。


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